Googleサジェスト対策とは?業者の手口と絶対にお金を払ってはいけない理由

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「御社のネガティブな検索キーワードを削除します」「自社名で検索した際にポジティブなワードを表示させます」
最近、企業のお問い合わせフォームなどにこのような「サジェスト対策」の営業メールや営業電話がくるケースが急増しています。

結論から言います。Googleサジェスト対策を謳う業者にお金を払う価値は一切ありません。

この記事では、Googleサジェスト対策とは一体何なのか、その裏側にある危険な実態と、企業が本当に取り組むべき正攻法のWeb集客について解説します。

最近急増中?「Googleサジェスト対策」とは

Googleサジェスト(オートコンプリート機能)とは、検索窓にキーワードを入力した際、一緒に検索されやすい関連キーワードを自動で提案してくれる機能のことです。

Googleサジェスト
「Googleサジェスト対策」とは、この提案されるキーワードを人為的に操作しようとする行為を指します。
具体的には以下の2つのパターンで営業をかけてくる業者が多く存在します。

  • ネガティブワードの非表示(サジェスト汚染対策)
    「ブラック」「やばい」などのマイナスな言葉を消す。
  • ポジティブワードの表示
    「おすすめ」「優良」などのプラスな言葉を意図的に表示させる。

一見すると魅力的なサービスに思えるかもしれませんが、これらはGoogleのシステムを欺く非常に危険な行為です。

GoogleサジェストとYahoo!サジェスト対策の違い

GoogleサジェストとYahoo!サジェスト対策の違い

項目 Googleサジェスト
Yahoo!サジェスト
アルゴリズム 検索ボリューム、ユーザー動向、Web上のトレンドなど複数の要素を複雑に評価。
検索ボリューム(検索された回数)の比重が比較的大きい。
更新頻度 不定期(アルゴリズムによる自動調整)。
比較的短期間で更新・反映されやすい。
操作の難易度 非常に難しく、スパム判定が極めて厳しい。
Googleに比べると短期間での操作がしやすい傾向があった(※現在は厳格化)。

Yahoo!の方が単純な検索回数に影響されやすかったため、過去には多くの業者がYahoo!サジェストをターゲットにしていました。
しかし現在ではどちらの検索エンジンも不正操作への監視を強めており、どちらであっても人為的な操作は完全な規約違反となります。

なぜ危険?サジェスト対策の実態は「ブラックハットSEO」

業者が行うサジェスト対策の多くは、システムを騙す「ブラックハットSEO(不正な最適化)」の一種です。

業者の悪質な手口

サジェストに特定のキーワードを表示させるため、業者は以下のような手法を使います。

  • Bot(プログラム)による大量検索
    IPアドレスを偽装し、自動プログラムで特定のキーワードを何万回も検索させる。
  • クラウドソーシングによる人海戦術
    ネット上の内職サービスで「このキーワードで検索してください」と依頼し、不自然な検索ボリュームを稼ぐ。
  • 自作自演のサイトやSNS投稿
    特定のキーワードを含んだブログやSNSの投稿を大量に作成し、Googleにトレンドだと錯覚させようとします。

なぜサジェスト対策は危険なのか?(3つのリスク)

1. Googleのペナルティ対象に

Googleはこのような人為的な操作を「スパム行為」として厳しく取り締まっています。
アルゴリズムは常に進化しており、不正な検索操作は高確率で検知されます。
不正が検知された場合、Webサイト自体の検索順位が大幅に下落したり、最悪の場合は検索結果から完全に削除(インデックス削除)されるという致命的なペナルティを受けるリスクがあります。

2. 効果は一時的で、費用対効果が悪い

一時的に希望のサジェストが表示されたとしても、不正操作をやめれば(またはGoogleに対策されれば)すぐに元に戻ります。多くの悪徳業者は「月額〇万円」といった継続課金を求めてきますが、お金を払い続ける価値はありません。

3. ユーザー(顧客)からの不信感

例えば「〇〇株式会社」と入力した際に、「最高」「神サービス」「超ホワイト」などの不自然なサジェストばかりが並ぶと、逆にユーザーから「自作自演ではないか?」と疑われ、ブランドイメージの低下につながります。

 

サジェスト対策の正しい対処法

もし「ブラック企業」「詐欺」といったネガティブなサジェスト(風評被害)が表示されてしまっていてお困りの場合は、業者に頼るのではなく以下の方法を検討すべきです。

  1. Googleへの削除申請
    名誉毀損やプライバシー侵害など、法的な問題やGoogleのポリシー違反に該当する場合は、Googleの専用フォームから公式に削除申請を行うことができます。
  2. ポジティブな情報の発信
    プレスリリース、公式ブログ、SNSなどを通じて、自社の正しい情報や魅力的な情報を継続的に発信し、自然な形でポジティブな検索を増やすことが根本的な解決になります。

参考 法律に基づく削除リクエスト(名誉毀損・プライバシー侵害など)
「詐欺」「ブラック」など、自社の権利を侵害するような明確な法的問題(名誉毀損や業務妨害など)がある場合は、以下の「法的な理由によるコンテンツの削除」窓口から申請します。

Google からコンテンツを削除する(法的な削除リクエスト)
https://support.google.com/legal/troubleshooter/1114905?hl=ja

上記URLにアクセス後、「Google 検索」を選択し、画面の案内に従って進めることで、サジェスト(オートコンプリート)に関する法的問題を報告する専用フォームにたどり着くことができます。

 

【実体験】しつこい営業の実態と、悪徳業者の見極め方

こういったブラックな手法を使うSEO企業は、営業メールや突然の営業電話でアプローチしてくることが非常に多いです。
自社のサイトに「営業メール・電話はお断り」と明記していても、お構いなしに送ってきます。

もしこのような営業が来ても、対応せず「無視」するのが一番です。

少し冷静になって考えてみてください。本当に誠実な業者であれば、スパムまがいの迷惑な営業はしません。
そして何より、「本当に効果のあるSEO対策や集客ができるのであれば、自社のサイトが検索上位にいるはずであり、わざわざ泥臭い営業をする必要すらない」のです。

ちなみに、当事務所は「仙台 SEO対策」「仙台 WordPress制作」といったキーワードで常に検索上位を獲得できているため、こちらから営業活動をしたことは一度もありません。
手前味噌ですが、ある程度実力がある業者であれば、自社のWeb集客だけで十分にお客様に恵まれるものです。

【業者の信頼性を簡単に見抜く方法】
営業が来て少しでも気になった場合は、その「相手の会社名」で検索し、Googleマップの口コミを見てみてください。大体どんな会社か想像がつきます。検索しても全く評価がない、そもそも会社情報が不透明な場合も多く、信頼性に大きな疑問が残ることがほとんどです。

やるべきは「正攻法!」 SEO・MEO・GEOに取り組もう

検索エンジンを騙すような小手先のテクニックではなく、ユーザーにとって本当に価値のある情報を提供することこそが、遠回りなようで一番の近道です。
企業がWeb上で信頼を構築し、集客を最大化するためには、以下の「正攻法」に取り組みましょう。

  • SEO(検索エンジン最適化)
    自社ブログやオウンドメディアを通じ、ユーザーの悩みや疑問を解決する高品質なコンテンツを継続的に発信する。
    最近はAi生成記事の判別が厳格になってきている。ポイントはE-E-A-T。自分の経験したこと、感じたことがとても大切。
  • MEO(マップエンジン最適化)
    Googleビジネスプロフィールを充実させ、店舗やオフィスの正確な情報を発信。実際に利用したお客様から自然な口コミを集めます。
  • GEO(生成AIエンジン最適化)
    最近注目されているAI検索(SGEやGemini、ChatGPTなど)への対策。
    AIが参照元として選びたくなるような、独自性があり専門性の高い一次情報をWeb上に蓄積していく。

まとめ

「Googleサジェスト対策」の営業は、百害あって一利なしのスパム行為の提案です。
もしメールや電話が来ても、迷わず無視して破棄してください。

ネガティブなキーワードが表示されて悩んでいる場合は、業者に頼るのではなく、Googleへの正当な削除申請手続きを行うか、地道にポジティブな情報を発信し続けることが唯一の正しい解決策です。ユーザーを欺かず、誠実なWebマーケティングを行っていきましょう。

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