サイトを公開したあと、集客の柱になるのが「ブログ(お知らせ・コラム)」の更新です。とはいえ「投稿画面のどこを触ればいいのか分からない」「書いてはみたものの検索で見つけてもらえない」という声をよくいただきます。このページでは、クラシックエディタを使ったブログ記事の投稿手順を、最初から最後まで順番に解説します。あわせて、書きながら自然にSEO(検索エンジン対策)が整う書き方のポイントも添えています。手元に投稿画面を開きながら読み進めてください。

1. ブログは「投稿」で書く

WordPressには記事を作る場所が大きく2つあります。「投稿」「固定ページ」です。ブログ記事は、必ず「投稿」から作成してください。

種類 用途 特徴
投稿 ブログ・お知らせ・コラムなど 新しい順に並ぶ。カテゴリーやタグで分類できる。一覧やトップに自動で表示される。
固定ページ 会社概要・料金表・お問い合わせなど 時系列に並ばない独立したページ。基本的に制作時に設置済み。

定期的に増やしていく情報発信は「投稿」、滅多に変えない案内ページは「固定ページ」、と覚えておけば迷いません。

2. 新規記事を作成する

管理画面の左メニューから 「投稿」→「新規追加」 をクリックします。空の編集画面が開いたら、ここに記事を書いていきます。

このとき画面が「タイトル」と「本文」のシンプルな構成(Wordのような見た目)になっていれば、それがクラシックエディタです。本文エリアの右上に 「ビジュアル」「テキスト」 の2つのタブが見えるはずです。

  • ビジュアル:仕上がりに近い見た目のまま書ける。普段はこちらでOK。
  • テキスト:HTMLが直接見える。表や細かい調整をするとき用。

慣れるまでは「ビジュアル」のままで問題ありません。

3. タイトルを決める

一番上の「タイトルを追加」欄に、記事のタイトルを入力します。タイトルは検索結果に大きく表示される、記事の「顔」です。読み手がクリックするかどうかも、検索順位も、ここで大きく変わります。

SEOポイントタイトルには 読者が検索しそうな言葉(キーワード) を、できれば前半分に入れます。例:「肩こり 改善」を狙うなら「デスクワークの肩こりを改善する5つのストレッチ」のように。

長さの目安は 30〜35文字前後。これ以上長いと検索結果で末尾が「…」と省略されます。「〜とは」「〜の方法」「〜5選」のように、内容が一目で伝わる形が効果的です。

4. URL(パーマリンク)を整える

記事を一度保存すると、タイトルの下に 「パーマリンク」(記事のURL)が表示されます。初期状態では日本語タイトルがそのままURLになってしまうことが多く、SNSでシェアした際などに文字化けして長くなります。

パーマリンク横の 「編集」 をクリックし、内容に合った 半角英数字 に書き換えます。単語はハイフン(-)でつなぎます。
例:stiff-shoulder-stretch / open-campus-2026

URLは一度公開したら変更しないのが原則です。後から変えると、それまでに付いた評価や共有リンクがリセットされてしまいます。最初に整えておきましょう。

5. 本文を書く

段落と改行のルール

クラシックエディタでは、Enterキーで「段落」が変わり、前後に自然な余白が入ります。余白を入れずに行だけ変えたいときは Shift+Enter(改行)を使います。基本は段落(Enter)で書き進めれば読みやすくまとまります。

見出しを使って構造をつくる

長い文章をただ流すのではなく、見出しで区切ると格段に読みやすくなります。見出しを設定するには、その行にカーソルを置き、ツールバー左の 「段落」と書かれたプルダウン から「見出し2」「見出し3」を選びます。

SEOポイント見出しには順序のルールがあります。記事タイトルが見出し1に相当するため、本文の大きな区切りは 見出し2(H2) から始め、その中の小項目を 見出し3(H3) にします。H2の中にH3、という入れ子を守ることで、検索エンジンが記事の構造を正しく理解できます。

見出しにも、狙いたいキーワードや関連語を自然に含めると効果的です。ただし見た目を大きくしたいだけの理由で見出しを使うのは避け、あくまで「内容のまとまり」に対して付けてください。

文字の装飾

ツールバーのボタンで、最低限の装飾ができます。使いすぎず、強調したい箇所に絞るのが読みやすさのコツです。

  • 太字(B):本当に伝えたいキーワードだけに。
  • 箇条書き・番号リスト:手順や要点の列挙に。読み飛ばしされても要点が伝わります。
  • 引用:他サイトや資料からの引用部分に。

6. 画像を挿入する

画像を入れたい位置にカーソルを置き、本文上部の 「メディアを追加」 ボタンをクリック → 画像をアップロードまたは選択 → 右下の 「投稿に挿入」 をクリックします。

SEOポイント画像を挿入する画面の右側に 「代替テキスト(alt)」 という入力欄があります。ここに「肩のストレッチをする女性」のように、画像の内容を短い言葉で入れてください。これは目の不自由な方への配慮であると同時に、検索エンジンが画像を理解する手がかりになり、画像検索からの流入にもつながります。

もう一点、画像の容量に注意です。スマホやカメラの写真をそのまま上げると数MBになり、ページの表示が重くなります。表示速度はSEOにも影響するため、横幅を 1200〜1600px程度、容量を 200〜500KB前後 に圧縮してからアップロードするのが理想です。

7. リンクを設定する

リンクにしたい文字をドラッグして選択 → ツールバーの 「リンクの挿入/編集」(鎖アイコン) をクリック → URLを入力して適用します。

リンクには2種類あります。

  • 内部リンク:自サイト内の関連記事へのリンク。読者の回遊が増え、サイト全体の評価にもプラスです。関連する過去記事には積極的にリンクしましょう。
  • 外部リンク:他サイトへのリンク。歯車アイコンから「リンクを新しいタブで開く」にチェックしておくと、読者が自サイトから離脱しにくくなります。

8. カテゴリーとタグを設定する

編集画面の右側(または下部)に 「カテゴリー」「タグ」 の欄があります。

  • カテゴリー:記事の大分類。「お知らせ」「症例紹介」「コラム」など、サイトの本棚の“棚”にあたります。1記事につき1つを基本に選びます。該当が無ければ「+新規カテゴリーを追加」で作成できますが、増やしすぎると分類が崩れるので計画的に。
  • タグ:カテゴリーを横断するキーワード。「肩こり」「セルフケア」など。入力して「追加」を押します。無理に付けなくても構いません。
カテゴリーの設計に迷う場合は、最初に少数だけ決めておくのがおすすめです。途中で大きく変えると分類が散らかります。判断に迷うときはお気軽にご相談ください。

9. アイキャッチ画像を設定する

アイキャッチ画像は、記事一覧やSNSでシェアされたときに表示されるサムネイルです。設定しておくと一覧の見栄えが整い、クリック率も上がります。

編集画面右下(または右カラム)の 「アイキャッチ画像を設定」 をクリック → 画像を選択 → 「アイキャッチ画像を設定」 で確定します。

記事の内容が伝わる1枚を選びましょう。サイトによって推奨サイズが異なるため、適切なサイズはお渡しの個別マニュアル、または弊社にご確認ください。

10. 下書き保存とプレビュー

書いている途中で席を立つときや、公開前に見た目を確認したいときは、画面右上の 「公開」ボックス を使います。

  • 下書きとして保存:公開せずに、その時点まで保存します。こまめに押す習慣をつけると安心です。
  • プレビュー:実際の公開後と同じ見た目を別タブで確認できます。公開前に必ずプレビューでチェックしましょう。誤字、改行崩れ、画像の表示位置などはここで分かります。

11. 公開・予約投稿

内容が整ったら公開します。

すぐに公開する場合:「公開」ボックスの 「公開」ボタン をクリックします。これで記事が公開されます。

日時を指定して公開する場合(予約投稿):「公開」ボックス内の「すぐに公開する」横の 「編集」 をクリック → 公開したい日時を設定 → 「予約投稿」 ボタンを押します。指定した日時に自動で公開されます。

キャンペーンの告知やイベント当日の朝など、タイミングを合わせたい記事は予約投稿が便利です。

12. 公開後のチェックリスト

公開ボタンを押して終わり、ではありません。仕上げに以下を確認すると、記事の質と検索での見つけられやすさがぐっと上がります。

  • タイトルに狙いたいキーワードが入っているか
  • URL(パーマリンク)が半角英数になっているか
  • 見出しがH2→H3の順で整っているか
  • 画像に代替テキスト(alt)を入れたか/容量は重すぎないか
  • 関連する過去記事へ内部リンクを張ったか
  • カテゴリーを選択したか
  • アイキャッチ画像を設定したか
  • プレビューで誤字・改行崩れ・スマホ表示を確認したか

SEOで成果を出すために、最後に

細かなテクニックも大切ですが、ブログ集客で最も効くのは「読者の知りたいことに、丁寧に答え続けること」です。検索する人が何に困ってこの言葉を打ち込んだのかを想像し、その答えを過不足なく書く——これが結局いちばんのSEO対策になります。

そしてもう一つは 継続 です。1記事で順位が決まることはほとんどなく、関連する記事が積み重なることでサイト全体が評価されていきます。最初は月1〜2本でも構いません。無理なく続けられるペースを見つけることが、半年後・1年後の差になります。

「このテーマで何を書けばいいか分からない」「書いた記事を見てほしい」といったご相談も歓迎しています。投稿に詰まったときは、いつでもお気軽にお声がけください。