今日はスタジオのDIYネタです。
スタジオの中には前から年季の入った換気扇が付いていたのですが、
最近回らなくなったり、異音がするようになったのでDIYで交換する事にしました。
まぁ!なんてノスタルジックな換気扇なのでしょう。
回すと結構豪快な音がします。
20年位前のモデルでしょうか。。 手前にはMITSUBISHIの文字が。
これが今回のぶつです。
意外と簡単!換気扇の外し方
元電気工事士の経験から、大概の換気扇は工具が無くても外せます。
作業前には必ずコンセントを抜くのを忘れないように。
【手順】
1. まずファンの押さえを外します。
真ん中の色の付いた部分を反時計回りに回して押さえを外します。
2. ファンを手前に引っ張って外します。
ファンが固着して結構力を入れないと外れませんでした。
3. 化粧カバーを外します。手で手前にエィッ!と引っ張れば外れます。
おどろおどろしい 換気扇の本体が露出しました。 ちょっときたない・・・
それにしてもこれは一体何年物の換気扇なんだ? 相当年季入ってます。
4. 換気扇本体の取り外し
換気扇は赤丸のネジで木枠に固定されいます。
ビス止めの物もありますが、これは手で緩めれば本体が外せます。
・・のだが、古いせいか固着して固かった。
工具が無かったのでスタジオにあった要らないフォークを差し込んで無理やり
外しました。
本体取り外し後。木枠とフードが丸見えです。ちょっとバッチイ・・
かなりゴミが溜まっているのでダイソンで吸引です。
ちなみに掃除を丁寧にやるのがプロってもんですよ。
さぁ!いよいよ新しい換気扇と交換
写真下が外した換気扇。 上が新しく購入した換気扇。
見た目にこだわって東芝のファンが見えない化粧カバー付きの物にしました。
ファンの排気を使って本体の裏のカバーが開く「風圧式」の静音タイプです。
外した時と逆の手順で新しい換気扇を取り付けて行きます。
ネジも新しいので簡単に回ります。
最近のファンは手で押し込むだけで、カチッとはまるオートロック式。
楽ちんです。
化粧カバーを付けて完了!
こんな感じになりました。
コンセントつないで早速試運転。
まず感じたのは音が静かですわ。
風量は同じ位でも動作音が全然静か〜。時代の違いを感じます。
そして換気扇を変えただけで、スタジオが今風に生まれ変わりました。
いや〜 良かった良かった。
満足のDIYでした。
日本の技術ってスゲェ。1979年製の換気扇!
そしてこの外した古い換気扇をマジマジと見ていたら・・
銘板を発見・・・ 製造年1979とありました・・・ 1979・・・
1979年と言ったら製造から37年も経ってると言う事。
こいつもう37年動き続けてたのか。
そりゃぁベアリングがバラバラになるよ。
それにしても良くこんなになるまで頑張った!
なんかねぇ、この換気扇と付き合ったのは1年半位ですけど、色々と昔に
思いを巡らせ懐かしい気持ちになった訳です。
37年間ご苦労さん。そして今までありがとね!
ノスタルジックなDIYでした。
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