ビジネスだけでなく、幸せなライフスタイルを求めて生きるあなたへ贈る「一度しか通らない道」
今日はライフスタイルの話です。
ビジネスに特化した話は、意外と単純で簡単なんですが
「生き方」に焦点を当てると、どうしても抽象化して人それぞれに価値観が違います。
そんな中でも、わたしが常に意識している事があるので
今日はそれをお伝えします。
それは、五感を意識していくということ。
Contents
なんとなくで生きてないかい?
なんとなく、コンビニで目に止まった本を買って読んでみたり
なんとなく、いろんな人と遊びに行ってみたり
なんとなく、いろんな物を買ってみたり
人は頭の中の「なんとなく」をそのままにしておくと
明確な判断ができずに、常にボンヤリした思考から抜け出せません。
その結果、ボンヤリとしたものしか生み出すことができなくなってしまいます。
一応クリエーターを生業といているので、そんなボンヤリな思考ではいただけない。
そんな頭の中をクリアにするために「五感」を意識してみましょう。
五感とは
視覚
聴覚
味覚
嗅覚
触覚
この5つのことです。
日常の生活で、この5つの感覚を「意識的」に取り入れることができれば
快適な生活空間を作り出すことができ、ボンヤリ思考もクリアになっていきます。
視覚
簡単に言うと、目に見えている世界がしっかりとキレイに清潔に保たれているか。
また、日々の生活のなかでどれだけ美しいものを見ようと意識するか。
人それぞれの価値観があるので、一概に何が正しいとは言えませんが
散らかり放題の部屋など目に見える世界が汚い、「視覚的にうるさい」と
視覚的に快適とは言えませんね。
また料理なんかでも
味だけでなく、盛り付けや器(うつわ)、テーブル等によって、見た目の美しさを
演出でき気分よく食事ができるものです。
この視覚によっていかに気分良く過ごせるかというのが大事なポイントです。
最近は断捨離やミニマリストブームもあって「持たない暮らし」というのが流行ってますね。
不要な物を捨て去り、本当に気に入った物だけに囲まれて暮らすと生活の質は大きく向上します。
聴覚
音という耳で聞こえる世界を整えていきましょう。
良質な音楽を聴いたり、リラクゼーション系の音源を流すだけでも
生活の質は大きく変わってきます。
また音楽だけではなく「言葉」もとても大切。
汚く下品な言葉、人を批判する言葉は耳に入ってくるだけで嫌な気分になりますよね。
常にマイナスな言葉を発している人からは距離を置き
明るく前向きな会話をしている人といる方が心にとってどれだけ良いことか。
もちろん自分で発する言葉も同じです。
自分で発した嫌な言葉を真っ先に聞いているのは「自分」だという事を忘れないでください。
都会の雑踏の音よりも
自然の中で聞こえる、風や木々の音、水の音に触れている時間を多くした方が
穏やかな時間を過ごすことができます。
味覚
食はその人を作る。
わたしたちのからだは全て食べ物から出来ています。
人のからだの細胞は絶えず生まれ変わっており、一番長いものでも約10年で全て
入れ替わります。
つまり10年前の自分のからだと今の自分のからだは物質的に全く違う自分です。
このからだの元になるのが毎日口にする食べ物です。
そう考えると「食」という物がいかに大事な事かがわかりますよね。
人工的に作られた添加物だらけの食事が良くない事はわかっていても、中々
丁寧な暮らしが出来ないという人も多いです。
自分もそんな一人でした。
でもあなたのからだはカップ麺から出来ている!
添加物まみれの食材からからだが出来ている・・・
そりゃ具合も悪くなるよね。
・・そんなんでいいのかい。
嫌なら食生活を変えていきましょう。
味覚が優れている人と、そうでない人の違いってどこか知ってますか?
それは
味覚に優れている人は「食材本来の味」を感じ取ります。
野菜の甘味、酸味、辛味、苦味、旨味など それぞれに素材の持ち味がありますね。
そうでない人は「人工的に作られた旨味」に強く反応します。
ファーストフードなんかは基本的に人工的に味を作っています。
だからこそ、濃い味付けにしたり、タレや調味料を大量に使うことで
旨味を出そうとします。
わたしは歳のせいか最近自然食を好んで食べるようになりました。
普段からオーガニックな食生活を続けていると
人工的な味付けを、食べ物ではなく化学物質の味に感じてしまいます。
体も拒絶反応を起こすようになりました。
(マックを食べると、必ず口内炎ができます・・・)
コンビニの科学調味料に慣れた味覚は、素材の味に焦点を当てていくと
最初は物足りなさを感じますが、徐々に舌が戻ってきて
今まで味わえなかった素材本来の旨味に気がつくことができます。
食べ物からからだが創られている「食べることは生きること」です。
大事にしていきましょう。
嗅覚
香りというのは実はとても重要で
他の感覚と少し違った特性を持っています。
香りは脳の中でも「大脳辺緑系」という深い部分で感じているそうで、
これは古い記憶や本能的な行動に結びつきやすいという特徴があります。
頭の中の思考をすっ飛ばして、こころの深い部分に直接的に作用するのです。
簡単に言うと嗅覚は他の感覚と違って、ダイレクトに潜在意識に届くということ。
それがどんなものかは人によって違うのですが、
あなたも懐かしい香りってありませんか?
わたしは最近よもぎ風呂に入ってるのですが、このよもぎの香りを嗅ぐと
子ども時代に遊んだビニールハウスの中を思い出します。
ハウスの中によもぎが勝手に生えてて、それを詰んで遊んでたんですね。
その時の香りが今も残ってて、懐かしく幸せな気分になります。
そんな風に一瞬で気分を変えてくれる香りがあるわけです。
ほこりっぽくカビ臭い空間にいたり、腐敗臭をかいで気分が良くなる人
なんていませんよね。
それからスメルハラスメントなんて言葉もあるように臭いに敏感な人は
とても多いです。
最近は香り付きの柔軟剤の匂いに耐えられなくなってきました。
昔は平気だったんですがね。
なんであんなに香りが強いんだろう・・ 強すぎる香りってちょっと迷惑ですよね。
そんな訳で、匂いの無い柔軟剤っていうのが最近売れてるらしいです。
わたしはほのかに香る自然の香りが最近の好みです。
これまた人工的に作られた香りはちょっと苦手になってしまいました。
お店なんかでも、店内のコーディネートに香りを加えて売上が上がったとか。
実は香りって重要なんですよ。
触覚
これは意外と意識している人は少ないかも知れません。
触覚はなにかに触ったときの感覚ですが
服やシーツ、普段手に持ってるカバンなんかがそれです。
ソファー1つにしても、素材によって座り心地は大きく変わりますよね。
革のソファーは高級感があるけど、夏になると汗でべたべたして鬱陶しかったり。
自動車のオプションにある革シート、見た目にはとっても華があって惹かれるんですが、
どうもわたしは革製品が肌に合わないようで、触った感じがヒリヒリします。
化学繊維だと、ずっと肌が触れてるとかゆくなったり、触り心地も良くない。うーむ。
だれかオーガニックなファブリックシート作ってくれんかね。。
服なんかもブランドや素材によって着心地が大きく変わるもの。
特に肌に直接ふれるTシャツや下着なんかは、触覚を意識して選ぶと良いかもしれませんよ。
このあたりも好みになってしまいますが、気持ちの良い肌触りを突き詰めていくと
やっぱりオーガニックな製品に行き着きます。
コットン100%の製品とかたまらんですね。そして革系の製品は自分には合わないようです。
とまぁ、ここまで五感について色々と書きなぐってみました。
自分の周りを心地良い空間にする
外の空間を一気に変えようとするのは難しいので
まずは自分の住んでいる部屋から意識して変えていくといいです。
自分が本当の意味で安らげる場所。本当の自分を取り戻せる場所。
そんな場所を作るのに今日の考え方は凄く役に立つかもしれません。
いきなり全て変えるのではなく、すこしづつ楽しめる範囲で。
自分らしさを出していくのが一番の方法です。
毎日を丁寧に生きること
五感を意識する上で全てに通ずる考えは 「丁寧に生きる」ということ。
なかなか日々の生活に追われていると、丁寧な生活っていうのは難しいのですが、
ぼんやり思考で動き回るよりも五感に沿って感じ・考えていくと、より明確な
ライフスタイルを自然に作る事ができます。
ひとつひとつ丁寧に自分と対話をしながら。
ゆっくりと意識的に変えていく事で、自分の内面がクリアになります。
シンプルに、より良く 明日は違う自分になる
最近気に入って使っている言葉が「よりシンプルに、より良く」 です。
iTスタジオの新しいキャッチコピーにしようかと思ってます。
わたしたちの創るホームページもこの理念で進めて行くつもり。
もう1つの言葉は「明日は違う自分になる」
もちろん、シンプルに、しかも、より良くです。
少しづつでも良いので昨日よりもシンプルに、でもより良く、違う自分になる事ができれば
それは幸せなことなんじゃないかな。
そう思う今日この頃です。