日本時間で2016年9月21日にMacの最新OSであるmacOS Sierraが公開されますが、
一足先にGM版を入手・インストールしたので、気になるその使い勝手のレビューと困った問題をご紹介。
使用したマシンは MacBook Pro Retina-15 Mid 2014モデルです。
Contents
インストール手順
GM版はApple Bata Software Programに登録することで入手できますが、
まもなく正式版もリリースされる予定です。
正式版リリース後はAppStoreからダウンロード出来るようになります。
ダウンロード容量は4.77GB
実際のインストールの手順
App Storeでダウンロード後「インストール」をクリックします。
そしてこの画面で「続ける」をクリック
使用許諾に「同意する」をクリック
インストール先はデフォルトのままをおススメ。「インストール」をクリック
ヘルパーツールの追加確認画面になるのでMACのパスワードを入力し、「ヘルパーを追加」をクリック
自動でインストールが始まります。
ある程度進んだら「再起動」をクリックします。
再起動後はこの黒い画面でインストールが続行されますのでしばらく待ちます。
わたしの環境では30分位でインストールが完了しました。
macOS Sierraが起動します。
利用規約の確認画面になるので「同意する」をクリックします。
SiriはiPhoneの様に言葉でMACを操作できるSierraの売りの機能のひとつなので
「有効にする」にチェックを入れた状態で「続ける」をクリックします。
新しいmacOS Sierraのディスクトップです。
OSのバージョンは10.12
このバージョンから長らく親しまれたOSXの名前が macOSとなっています。
ぱっと見た感じではEL-Captainとそんなに大きく変わっている所はなさそう。
ふむふむ。
インストール後困った問題が発生! photoanalysisdの暴走
MacOS Sierraのインストールは順調に進み30分程でOSのアップデートが完了しましたが
ちょっと困った問題が発生しました。
なんかMACが熱いなぁと思ってプロセスを確認するとphotoanalysisdというプロセスが
CPUをずっと専有していました。
常にCPUの使用率が10〜20%をキープしています。そりゃ熱いわ。
アクティビティモニタを使ってプロセスを止めても、勝手に立ち上がってくるゾンビの様な
プロセス・・・
どうしたら良いものか・・・
photoanalysisdの暴走は写真ライブラリサービスのバグっぽい
海外の掲示板に私と同じ症状の人たちがいて、対処方法を教えてもらいました。
1 ターミナルで以下のコマンドを入力してサービスを強制終了させる
launchctl stop com.apple.photoanalysisd
これだけでも暴走は止まりますが、再起動後また復活してしまいます。
そこで以下の対応を行いました。
2 設定→iCloudと進み 写真のチェックを外して iCloudの同期を止めます
3 その後写真ライブラリをまるごと削除するかどこかへ移動します。
(やる前にバックアップ取ってくださいね)
4 再起動してからiCloud の写真に再びチェックを入れます。
こうすることで、写真ライブラリは再同期され元に戻ります。
ゾンビのプロセスもおとなしくなり めでたしめでたし!
※環境によってはiCloudの同期をONにすると再びphotoanalysisdが立ち上がってくる
場合があるようです。
そのような場合はAppleが対応するまでiCloudの同期をOFFのままにしておくしかないようです。
ベンチマーク取ってみたよ
なんとか落ち着いてから定番のGreekBenchでベンチマークを取ってみました。
macOS Sierra
Single-Core 4189 Multi-Core 13730
OSX EL-Captain
Single-Core 4170 Multi-Core 13715
EL-Captainからちょっと上がっているけど、誤差の範囲ですね。
体感出来る違いはありませんでした。
次回は気になるアプリケーションの互換性チェックを行いたいと思います。
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