伊勢神宮を後にし、和歌山県に入りました。
和歌山県 道の駅 なち
昨晩はここで車中泊。温泉が気持ちいい道の駅でした。
この道の駅には食事をするところが無かったのですが、近くに洋食屋さんがあって助かりました。
はじめての熊野古道におすすめのルート
さて、今日は世界遺産の熊野古道を歩いてみます。
熊野古道と一口に言っても実にたくさんのルートがあり、どこにするか迷ってしまいます。
色々調べて、今日は大門坂〜熊野那智大社を抜けて那智の滝へ歩くルートにしてみました。
片道1時間ちょい。私たち熊野古道初心者にピッタリのルートです。
まずは大門坂駐車場へ
この駐車場は24時間使えるトイレもあるので、ここで車中泊している人も多かったです。
こちらが大門坂の入り口
付近には民家もあって生活道路がそのまま熊野古道への通り道になってました。
所々に案内板が設置してあるので道に迷うことはなさそう。
奥に進むと石畳が見えてきました。
ここからが大門坂っぽいです。
こんな雰囲気のある石畳がずっと奥まで続いています。
普通の靴でも大丈夫そうですが、この日は一応登山靴を履いて来ました。
やはり世界遺産に認定されるだけあって空気感が違います。
澄んだ山の空気を吸いながら歩くのは気持ちいい!
けっこう歩きました。
20分位歩くとこんな場所にでます。
売店などもあるので休憩出来ます。ふうっ。
「元気のパワースポット那智山」だって。
更に進むと雅な建物が見えてきました。
熊野那智大社
熊野那智大社
ちょうどこの日は何かお祭りのような催しをやってました。
あとで調べたら千年の昔をしのぶ「もみじ祭」だったのだそう。
毎年11月14日がこのお祭りの日。
狙った訳ではなかったのですが、見れてラッキー!
これも何かのお導きかな。
こちらが熊野那智大社の本殿。
建物には朱の色が多く使われており綺麗ですね。
おおきな御神木もありました。
那智大社を抜けると、塔の奥に那智の滝が見えてきました。
これまた美しい塔ですね。
天気も良く、朱色が映えます。
更に奥の那智の滝を目指して進みます。
先ほどすれ違ったもみじ祭の人たちはここにいました。
テレビ局も取材に来ていたようです。
近くには飲むと長生きできると言われる「延命長寿のお滝水」がありました。
しょうちゃんは1杯、私は2杯飲みました!
これで寿命の釣り合いが取れそう。
日本一の滝 那智の滝
そしてこちらが那智の滝
那智の滝は日本三大名滝の一つで、高さ・水量ともに日本一の滝です。
140mmレンズで撮影。
高さが有るだけでなく、水の綺麗さでも日本一の滝じゃないでしょうか。
ものすごくパワーのある滝です。
その那智の滝が注いた水辺で もみじ祭がとり行われていました。
やっぱり水が綺麗ですね。
しばし滝を眺めたあと、来た道を戻ります。
大門坂のこのルートは片道1時間ちょっと。
ちょっとした運動にもなり、こんな素晴らしい景色が見られ大満足の私たちでした。
熊野本宮大社へ向かう
駐車場へ戻りこれから「和歌山県世界遺産センター」へ向かいます。
この辺りを流れている「熊野川」
この川も世界遺産であり、熊野古道のひとつなのだそうです。
とても美しい川でした。
この熊野川沿いにあるカフェ みるりいな
こちらで和歌山のブランド牛・熊野牛を使ったステーキを頂きました。
お肉が柔らかくてジューシー! がっつり食べました。
「世界遺産センター」
中には熊野古道に関しての資料や映像がありました。
そしてここから近くには・・
熊野本宮大社
これから起業しようとしている私たちに響く言葉だったのでパシャリ!
熊野本宮大社 本殿
ここは家津美御子大神(スサノオノミコト)を祀る神社です。
ここでもしっかりお参り。
境内には至る所に3本足のカラス 八咫烏があってその由来が記してありました。
その後、和歌山を後にします。
和歌山を出る時にみつけた獅子岩(ライオン岩)
獅子の形をした珍しい岩。
これも世界遺産に登録されているんだって。
これが人の手を加えず、自然の海風蝕で出来たというのだから驚きです。
夜には再び三重県に入りました。
三重県 道の駅 飯高駅
ここは温泉もお食事もハイレベルで満足な道の駅でした。
今晩はここで車中泊です。