ちまたで人気の低価格8インチSIMフリータブレット HUAWEI 「MediaPad T2 8 Pro」をいきおいで買ってしまいました。
今まで中華タブレットには手を出さなかった私ですが、実売2万円で通話も出来る8インチタブレットはどうなのか?
身銭を切ったレビューをお届けします。
Contents
コストパフォーマンスに優れた端末スペック
MediaPad T2 8 Proのスペックは以下の通り。
3年前だったらハイエンド端末っていう内容ですが、無線やBluetoothは最新規格に対応しています。
OS | Android 6.0 |
CPU | MSM8939(オクタコア) 4×A53@1.5GHz + 4×A53@1.2GHz |
メモリ | 2GB |
ROM | 16GB |
外部メモリ | microSDカード(最大128GB) |
画面サイズ | 8インチ |
画面解像度 | 1920x1200 |
バッテリー | 4800mAh |
ネットワーク | SIMフリー micro-SIM |
対応バンド | FDD-LTE:B1,B3,B5,B7,B8,B19,B20,B26,B28 TDD-LTE:B38,B40,B41 W-CDMA:B1,B2,B5,B6,B8,B19 GSM:B2,B3,B5,B8 |
GPS | ○ |
WiFi | IEEE802.11(a,b,g,n,ac) |
Bluetooth | 4.1 |
背面カメラ | 800万画素 |
全面カメラ | 200万画素 |
サイズ | 123x8.1x209.3 mm |
重量 | 340g |
バンドも国内の主要なものに全て対応しているMediaPad。
これだけのスペックの端末が実売2万前後、Wifiモデルなら1万6千円位で購入出来るのですから、売れるのも分かります。
まずは開封の儀から・・
購入したのはLTEモデル T280-JDN-L01
箱を開けるとタブレットが白いビニールに包まれています。
他のメーカーだと透明の袋やフィルムに包まれている事が多いのでなんか逆に新鮮。
付属品は充電器とUSBケーブルのみとシンプル。
筐体は背面と側面が一体成型のプラスチック。
メッキのラインがアクセントになっており、シンプルにまとまっています。
タブレット側のUSBはMicro-B形状でした。
裏面にはIMEIのシールが目立つように貼ってあります。
背面のシールはあまり高級感がありませんね。実用性重視なのでしょう。
側面にはSDカードとSIMカードスロットがあります。
SIMカードはMicro-simでした。
私が持っているのはnano-simだったのでsim変換アダプタを使って装着しました。
SIMを入れたら電源ON!
言語設定を行うと直ぐに使える状態になりました。
最初はアップデートから
こちらがホーム画面。
ホーム画面を見たと思ったら、そのうちシステム更新が始まりました。
Androidバージョン6.0.1
「今すぐ再起動」でシステム更新を行いました。
約15分位でアップデート完了。
Androidバージョン6.0.1になりました。
本体のアップデート後、インストールされている各アプリの自動アップデートが始まります。
プリインアプリは最小限なのが好感
このMediaPad T2は最初からプリインストールされているアプリは多くはないのでそれほど時間は掛かりませんでした。
この辺は国産メーカーにも見習って欲しい所。
ドコモやauなどで販売されている国産タブレットは要らないアプリが多すぎて、そのせいで端末の動作が重くなったり、容量を圧迫して使い勝手が非常に悪いのです。
(しかも、アンインストール出来ないというおまけ付き・・)
その点、このMediaPadは必要なアプリを自分で選んでインストール出来るので自分好みにカスタマイズ出来ます。
UIはHUAWEIのカスタムAndroid
MediaPadのUIはHUAWEIのカスタムUIであるEMUIです。
操作方法はAndroidそのものですが、見た目はちょっとiPhoneに似てるところがあります。
画面上部からスワイプするとこの様なショートカットメニューが現れます。
一般的なAndroidと同じですが、EMUIなのでデザインやレイアウトが異なります。
バッテリーマネージャーで電源プランを変更可能。
どうもこのUIは「円」がモチーフになっているみたい。
こんな感じのオリジナルUIが搭載されていました。
使い心地は少しもっさり ZanPAD3と比較
画面が8インチという事で、同じ8インチタブレットのASUS ZenPadを隣において比較しました。
MediaPad T2は画面解像度1920x1200 一般的な16:10の比率
ZenPAD3は 画面解像度2048×1536 4:3の比率です。
WEBなどの閲覧にはどちらも実用上の差はありません。
より下の方まで1画面に入るMediaPad。 横方向に余裕のあるZenpad3 好みの問題ですかね。
電子書籍なんかだと、縦長のMediaPadはちょっと読みにくいと感じる事があるかも知れません。
画面の色味はMediaPadは色温度が高いため、青白くみえます。
動作スピードはWEBの閲覧、電子書籍に関しては、少し遅延を感じるくらいで実用上の問題はありませんが、ゲーム等では動作がカクつくことがありました。
MediaPad T2 8 Proのベンチマーク
GeekBench4で確認しました。
CPUはARM 1.50GHzで駆動しているのが分かります。
で、ベンチマーク結果がこれ。
シングルコアスコア 633
マルチコアスコア 1885
このスコアがどのくらいの性能かっていうと、ちょっと前までの最新機種GalaxyS7の3分の1の性能。
値段の割には頑張ってると思います。
シングルコアランキング
マルチコアランキング
2013年発売のNEXUS5と同等のスペックがあるので、実用上の問題はないとも言えます。
可もなし、不可もなし!カメラ性能は普通。
カメラは800万画素という事で、今となっては標準以下のスペックですが実際に撮ってみると意外と使えるなぁというのが印象。
(画像クリックで実サイズの画像が開きます)
このサイズのタブレットで撮影というのはあまり無いとは思いますが、標準的な使い方だったらそんなに悪くない画像が残せるというのが印象です。
これが2万以下ですか・・・国産が売れなくなるわけだね・・
通話も出来るのでスマホの代わりにこれ1台でも
このMediaPad T2 音声通話のSIMを入れれば普通に通話も出来ちゃいます。
ただ、このサイズを顔に当てて話をしているとちょっと恥ずかしい・・(家の中なら構いませんが・・)
そんな時はこんなヘッドセットを使うとバッチリ解決
私はplantronicsのEXPLORER500っていうモノラルヘッドセットを良く使っています。
ハンズフリーで、複数のスマホやタブレットにつながるので便利。
これだったらカバンの中にタブレットを入れて通話出来るので恥ずかしくない?!
何より通話もOKな8インチタブレットは貴重ですね。
と、いう訳で普段使いにピッタリなHUAWEIの8インチタブレット MediaPad T2 8 Proのレビューをお届けしました。
ではまた。