衝動買いしてしまった海外版XPERIA Z4 TABLET SGP771
軽さとサクサクな操作性には満足しているのですが、ある日なんとなくバッテリーの減りが早いんじゃないかという疑惑が。
気になって確認してみると満充電して一晩放置した時のバッテリーの消費量が10%くらいと結構な量を放出。
Android端末ってこんなもんだっけ?
気になり出すと止まらん性格で、このバッテリードレイン問題の原因と解決策をシェアします。
関連記事:海外版SIMフリー Xperia Z4 Tablet SGP771 を買ってしもうた!
Contents
一晩で10%近く減っている時は「セルスタンバイ問題」を疑うべし
これが満充電から12時間放置した時のバッテリー使用状況
設定 > バッテリー から確認出来ます。
電波の良い場所に12時間放置してただけで10%も減ってる。。こりゃあいくらなんでも減りすぎでしょ。
もちろん不要なバックグランドアプリ等もありません。
カタログでは1000時間以上の待受が可能となってますが、こんな状況だともって5日(100時間)が良いところ。
なんだかなぁ。
で、バッテリーを使っている項目を良くみてみると「セルスタンバイ」がトップ。
このセルスタンバイをタップして詳細をみてみると、圏外時間が100%になっているじゃあありませんか。
こりゃぁアレだ! 懐かしのセルスタンバイ問題ってやつだ。
あっそういえばSIMもみおふぉんのデータ専用プランだった。
セルスタンバイ問題とは
SIMカードが音声通話に対応していないのに、音声通話用のネットワークに登録しようとし、バッテリー消費が早くなったりする現象のこと。
数年前の格安SIMが出始めた頃、クローズアップさせていた問題ですが、どうやらまだ解決されていないっぽい。
セルスタンバイ問題の解決策はSMS付きSIMに変更すること
Andoroid端末からはしばらく離れていた事もあって、このセルスタンバイ問題に関してはすっかり眼中になかったわたし。
解決策はSIMをSMSか音声通話付きのものに変更すればOKな話な訳ですが、カードの交換には手数料が掛かるしなぁ。。
そんな時にIIJではなんとSIMカード交換手数料無料キャンペーンを実施中との情報が!
おおっ! これは正にナイスなタイミング。IIJ様ありがとうごぜえます。
という事でなんと手数料0円でデータ専用SIM→SMS機能付きSIMに変更しました。
SMS付きSIMにしてどう変わったか
めちゃくちゃ改善しました。
フル充電から8時間放置してもバッテリーの減りは0。 想像以上の効果です。
これならカタログ通り1000時間でも待受できそう。
セルスタンバイを改善すると気になるAndroidOSの電池減り
セルスタンバイ問題が解決してしばらくして、またバッテリーの減りが早い現象が再発。
今回はAndroidOSがバッテリー消費のトップ。
このプロセスが原因で端末がスリープにならないのが原因のようでした。
AndroidOSがスリープしないのは、スリープ時もWiFi接続を維持しているから
Android6.0になってからかどうかは分かりませんが、Android4には無かった(と思う)設定項目が。
それが「スリープ時のWiFi接続」
これが接続を維持するになっていると、端末はディープスリープに入れないらしい。
ここの設定を「電源接続時のみ」か「使用しない」にするだけで端末はスムーズにスリープ状態に入ります。
SGP771バッテリー問題まとめ
・SIMは音声通話付きか、SMS付きを選ぶことでセルスタンバイ問題を回避
・スリープ時のWiFi接続設定を見直す。
・不要なアプリは削除する
SIMの種類でセルスタンバイ問題が発生するというのは海外端末の落とし穴かも知れませんね。
こんな感じですがSGP771は安定稼働するようになりましたとさ。