青根移住に向けてリフォームの真っ最中。築20年の別荘は色々と直す部分があって大変!
今回は古くなった灯油のホームタンクをDIYで基礎から打ち直し、交換しました。
その手順をご紹介します。
古くなったホームタンクの基礎は大丈夫?
こちらが今回のブツです。メーカー名、型式不明の200Lホームタンク。
もうサビサビ。油量計も曇っていて灯油の量が全く分かりません。
長いこと使われてなかったタンクの中も結露で水が溜まって、一部変色していました。
今回のリフォームでは給湯を灯油にするのでまずはこのタンクを使える状態にする必要があります。
ホームタンクは10年〜15年が寿命らしいので、まるごと交換することにしました。
まずは中の灯油を抜いて古い配管を外します。
灯油自体は水分の混入はあるものの変色もしておらず、意外と綺麗な状態でした。
ポリタンクで保管された灯油と違って、タンクの保存能力はまだ高いようです。
抜き取った灯油はポリタンク3本分。
ファンヒーターなどの灯油を気化させる様な使い方は無理ですが、芯のでるタイプの古い石油ストーブとかには使えそう。
(青根の冬は早いので一応取っておいてみるか。。)
灯油を抜いて配管を外したら、灯油タンクを基礎から外します。
ホームタンクを土台のコンクリートに固定しているアンカーボルトがサビサビで外れるかどうか心配だったんですが、その心配は無用でした。
手で押しただけで簡単に倒壊…
ほんとあっという間にこの状態に。
タンクも寿命だったんですが、コンクリートブロックで作られた基礎もボロボロでいつ倒れてもおかしくない状態でした。
尚、古いタンクは後日不用品回収センターにお願いして回収してもらいました。
タイガーベースでタンクの基礎づくり
元々ついていたホームタンクは200Lのものだったんですが、新しく新調したタンクは90Lの物。
これには理由があって、一番は腰をやっつけないようにするため(笑)
私、ちょっと無理するとすぐギックリ腰になっちゃうんだよね〜
もう一つの理由は床暖房と、給湯の系統を分けたかったから。
移住前にまずは給湯用のホームタンクを設置して、冬になる前に床暖房用のタンクもつけようという魂胆です。
と、いうことでまずは新しく設置するタンクの基礎を作っていきます。
必要なものは以下
・タイガーベース 600mm✕2本
・コンクリート40〜60kg
・砂利 20〜40kg
・スコップ
・コテ
・M10ボルト30mm以上のもの4本とナット
・根性
(短いタイガーベースは給湯機用で使用)
東洋ベース株式会社 置き基礎 タイガーベース(ボルト2個付) H100 L500
売り上げランキング: 42,353
このタイガーベース、色んな大きさがあってエアコンや給湯器の土台としても利用出来ます。
むしろそっちの用途のほうが主。
今回は600mmのものを用意しました。
まずは設置場所の地面を150mmくらいの深さで堀ります。
その上に砂利を敷いてタイガーベースを載せます。
水準器で水平を見ながら傾きを調整します。
左右のタイガーベースを平行に、傾きが出ないように置いたら、ホームタンクを仮置きしてボルトの位置がずれてないか確認。
このまま固定してしまっても大丈夫そうな感じですが、更にコンクリートで補強します。
今回は砂利も砂も配合済みで水を混ぜるだけで使えるドライコンクリートを使用しました。
コンクリート20kgに対して、水3Lが目安。スコップで混ぜるのは結構重労働。
ドライコンクリート 20kg~砂・砂利不要・水を混ぜるだけで使える~
売り上げランキング: 77,208
アマゾンのリンク貼ってますが、こういったものはホームセンターの方が安くてすぐ手に入ります。
練ったコンクリートをタイガーベースの半分以上が隠れる高さまで盛ります。
こんな感じになりました。
コンクリートが固まったら掘った土や砂利をコンクリートの上に戻して完了。
台形のタイガーベース自体が1本20kg前後でかなり重い上に、コンクリート50kg+砂利+土をかぶせているので重心の高いタンクでも問題ない耐震強度が得られます(計算上ね)
200Lタンクだともっと深く土を堀り込んで、コンクリートもたくさん使うので作業的には90Lタンクの方がだいぶ楽ですね。
何よりこの作業を業者に頼むと4〜6万円と結構な金額が掛かってしまいます。
自分でやればタンクと部材費だけなのでTOTAL2万円位でした。
サンダイヤ オイルタンク リーズナブルタイプ(KLシリーズ 90型タンク) KL4-090SE(ストレーナバルブ)
売り上げランキング: 99,517
ちなみにホームタンクは200Lまでなら消防署への届け出も必要なく設置可能。
これで灯油給湯器を取り付ける準備が出来ました。まだまだリフォームは続きます。