PCでハイエンドオーディオ! Pioneer プリメインアンプ A-50DA レビュー

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A-50DA

プリメインアンプ を新調しました。

歳を重ねてくると聴く音楽の好みも変わってきます。

子供の頃は中森明菜のLPレコード、学生の頃はドリカムのカセットテープ、働きはじめの頃は小室ファミリーや浜崎あゆみのCD。

今はちょっと落ち着いたジャズやクラシックをハイレゾ音源で。

 

好みのジャンルやメディアも時代と共に変わってきました。

 

最近ではネットで購入したハイレゾ音源をゆっくりと聴く機会が増えました。

わたしの今はハイレゾ・オーディオ!が旬です。

 

そんな中、ついに単品オーディオに手を出してしまいました。

パイオニアの単品プリメインアンプ A-50DA のレビューです。

 

AVアンプ vs プリメインアンプ

今まではAVアンプを使っていましたが、プリメインアンプに興味を持ち色々と検討していました。

今まで使っていたのはDENON製のAVアンプ AVR-X4000


7.1ch で定価150,000円

こういう計算で良いのかどうかは分かりませんが、1チャンネルあたり2万円とも言えます。

 

これに対して 今回選んだプリメインアンプ A-50DA
A-50DA

2ch で定価113,000円

1チャンネルあたり5万円以上。

2chを鳴らす事だけに特化しているので、それだけアンプ部分にコストを掛けられるという事です。

 

AVアンプの機能を活かした5.1ch再生を行うのは僅かで、基本的には2chで聴くというのがわたしたちの最近のスタイル。

 

開封の儀と設置

購入は家の近くのヨドバシカメラで。

実は自宅から徒歩3分でヨドバシカメラに行けたりします。

当然車は使わずハンドキャリーで持って帰って来ましたが、結構ずっしりとして重い!
(重量11.1kg 上位モデルは18kg)


腰にくる重量感!


中には説明書、電源コード、リモコンが入ってました。

A-50DA
AVボードの上に設置。 AVアンプに比べるとコンパクトです。

A-50DA
キャッチコピーは「凛」 デザインがシンプルで好みです。


裏面 スピーカー端子はバイワイヤリング接続対応です。

スピーカーも対応しているので、バイワイヤで繋いでみました。

A-50DA 裏面
入力端子は豊富にありますが、わたしはUSB-DACのみ。
端子はUSB-B形状でした。


このA-50DAの特徴は384kHz/32bit精度のESSテクノロジー社製の高性能なUSB-DACを搭載しているということ。

PCM信号384kHz/32bitまで再生が可能だそうだ。

32bitの音源の違いが分かるかどうかはともかく、性能に余裕があります。


各部の質感も素晴らしい。


このアルミ削り出しの質感がたまらん。


操作系はいたってシンプル。これなら迷うことはないはず。


使用するスピーカーはYAMAHAのNS-F700

ピュアオーディオ寄りのシアタースピーカーです。

YAMAHAならではの自然な音と締まった低音が魅力。

さて、アンプを変えたことでどれだけ音質が変わるのでしょうか。。

 

Windowsで使用するにはちょっとした設定が必要

PCでUSB-DACを使用するにはドライバーのインストールとサウンドの設定が必要です。

 

ドライバーのインストール

パイオニアホームページからドライバーをダウンロードします。

その後ファイルを解凍して、Setup.exeを実行。ドライバーのインストールが始まります。

基本的には次へを連打でOK。

インストール後PCを再起動すればドライバーのインストールは終了です。

 

コントロールパネルの設定

コントロールパネル > サウンド と開いてA-50DAを「規定のデバイス」に設定します。

その後、A-50DAを選択して 「プロパティ」と進みます。

プロパティ > 詳細タブを開きます。


規定の形式欄で 24ビット、192000Hzを選んで「適用」を押します。

これをやっておかないと、折角HDオーディオを再生しても本来の音質を発揮できません。

これで準備は完了です。

 

AVアンプとは次元の違う音

準備が整った所で早速再生してみます。


再生に使用したソフトはFoobar2000

オーディオマニアには説明不要の有名なソフトです。

こいつで24bit 192KHz のハイレゾ音源を再生してみました。

アンプの設定は全てノーマルです。

 

で、同じスピーカーで聞き比べる肝心の音ですが、音のキレと解像感が全く違います。

音をうまく言葉で伝えるのは難しいのですが、音に厚みが増しました!


音が非常に明確に聞こえ、いままで聞こえなかった音も聞こえるように。

更にLOUDNESSの機能が地味に便利。

ラウドネスは音量が小さい時に、低音と高音部を増強してくれるので音が痩せない機能です。

ただ、欠点もあってボリュームを上げると音が歪んでくると言うこと。

 

しかし、A-50DAではボリュームを上げるとこのラウドネスは自動的に効果が弱くなり音の歪みなどの違和感なしに聴くことができます。

パワーも必要十分。ボリュームを10時の位置まで回すと爆音になります。MAXにしたらどうなることやら。。

 

小さい音量でも明瞭な「凛」とした音でいい感じ!

 

こうなると、PCのファンの音が気になりだします。

心のなかに「ネットワークオーディオ」行っちゃいな・・・ そんな声が!

遂にというか、やっとというか、ネットワークオーディオにも行っちゃうのか!?

続きます。

 

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